東洋と西洋

7万年前にホモ・サピエンスで認知革命(噂話と虚構)が起こり、単体では優れていたネアンデルタール人達を、信仰と組織の力で滅ぼす。思考を巧みに操ることが他の人類との決定的な差であったことからも、思考の凄さが読み取れる(サピエンス全史より、まだ読んでないけど)

認知革命

  1. 「気をつけろ、ライオンだ!」(猿など)
  2. 「ライオンはいま、どこにいるだろうか?」(ネアンデルタール人など。言葉を繋げて論理的な行動に繋げる)

〜 認知革命 〜

  1. 「彼はライオンを倒したらしい」⇨ 噂話(ホモ・サピエンス)
  2. 「ライオンは我が部族の守護神だ」 ⇨ 虚構(群れのサイズを大きくできる、宗教の始まり)

※ チンパンジーの群れのサイズ:20頭から50頭(100頭を超える群れは作れない)
※ ネアンデルタール人の群れのサイズ:150が限界

下記Youtube動画より抜粋

(参考URL)
ホモ・サピエンスが最強種になった真の理由

インド‐ヨーロッパ語族のアーリア人がヨーロッパやインドへ移動した。世界各地で多神教の土着信仰が始まり、より強大な神を求めてヨーロッパでは一神教が広まった。ユダヤ教から始まった一神教は、民族に限定されないキリスト教やイスラム教となり、ヨーロッパや中東に広まり、一神教の組織的な強さを持ちつつ西洋文化が発展した。

一方、インドのバラモン教(のちのヒンドゥー教)では多神教のまま個人の悟りを目指し、儒教や道教も含めて、東洋文化が発展した。瞑想/坐禅、ヨガ/気功、マントラ/真言(仏教)は組織力や国力としてはあまり寄与しないが、個人に対して一定の影響を与え続けてきた。

西洋の科学では問題を解決できない時、東洋に何かを求めることができると思う。

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