体が弱いとはどういうことか

体が弱いということはどういうことか

健康診断のどこどこの数値が悪いというような形で数値化できるものでなく、風邪をひきやすいとか、疲れやすいとか、病弱だとか、そういう状態や結果から判断できる説明しづらいもの。「体力が無い」という表現はちょっと違う気がするし、「虚弱体質」というとちょっと言い過ぎな気もするし、病弱という表現が一番近いのかも。

体が丈夫だと性格もポジティブで、体が弱いと性格もネガティブになりがち(そして気力体力から湧いてくる)。ホリエモンこと堀江氏の言っていることはほぼ正しいのだけど、「健康状態が悪くなると、良くなるしかない」は体が丈夫な人の発言。バイオリズムに波があるのは納得しつつも、病弱な人は、残念ながら、数ヶ月、数年単位で低位な健康状態が続く。別な動画で「俺はバイオリズムに波はなくずっといい状態だよ、体が丈夫だから」と言っていて、正直とても羨ましい。

体弱い人は不安に駆られて数珠を持ったりする傾向があるんだけど、悲しいことにホリエモンのような体力おばけにメチャメチャバカにされる笑(身に付けたい気持ちはわかるけど、ちまたの体力おばけに馬鹿にされて余計体力消耗するだけなので、目立たないように身に付けるか家に置いておきましょう)

自分も何かが浄化される気がして水晶を買ったことがあるけど、水晶が部屋にあると透明で冷たい感じがして具合悪くなる感じがして、結局当時の彼女に預かってもらってました(病弱な人はこういった意味不明で無駄なことをしがち)

ホリエモンの言う通り、体弱いと宗教が入り込みやすいですね。体丈夫で何にも不安が無いと「宗教に何のメリットがあるの、何も困ってないし」となり、宗教の付け入る隙もない笑

「体が強い奴が勝つ」、ことわざで言うところの「憎まれっ子世に憚る」、この言葉が的を射ていて好きです。嫌われている人が活躍するとかそういうことではなく、体力がありすぎて不安など全くないから人の悩みとか理解できないし、相手の立場に立って考えることもできない。けど悪気は無いし性格が悪いわけでもないので、(人から恨まれることはあっても)人を恨むことはないので、「俺の周り皆いい奴ばっかり!」と思うようなり、ポジティブシンキングで人生も上手くいく。

体弱い人は悩み多き人生なので、人の苦労や悩みに共感できて、困っている人がいれば手を差し伸べる(自分も困った時には手を差し伸べてほしいという気持ちがある)。悪気なく人から何かを奪うことはないが、悪気ない人/悪気ある人から何かを奪われたり傷付けられたりする。(人から恨まれることはないが)人間不信から人を恨んだりするようになり、「誰も信用しちゃいけない。自分の周りは敵ばかり」と思うようになり、ネガティブ思考から抜け出せなくなる。

勝間和代さんって病弱だったんですね(昔TVで見た時は饒舌でそんなイメージなかったです)。病弱代表として、上の堀江氏と同様のことを言っています。その結果慎重な性格になりつつも、それを上手く生かしながらご活躍されているようです。

病弱とスピリチュアル系

体が弱いと、宗教とかスピリチュアルとかのキーワードが入り込みやすくなります。まあ、体が丈夫で不安もなければ、用が無いんですよね。

自分は虎穴に入るのが好きで、それは虎子を得たいのではなく単なる好奇心だけなのですが。なので色々手を出しましたが特に泥沼にハマることもなく、怪しい世界を覗き見ては生還しました。ただ体が弱い人にとっては丈夫になることが最重要項目かつ一番お金を掛けるべきところになるので、不安ビジネス業界は安定的に経済が回る業界なのかも知れないですね。マッサージや整体も含めるとトータルでは結構な出費をしたような気もします。結論としてはジム通いなどして運動続けるのが一番いいですね(今はもうマッサージを受ける必要が無くなりました)

キリスト教(プロテスタント)

たぶん何かに悩んでいた頃、救いを求めて近くの教会に行きました。日曜にミサ/礼拝に行って、礼拝の最後に皆さん1000円前後の献金をしていました(教会の維持費とかありますしね)。悪くはないのですが、そんなに興味もなかったのか、次第に行かなくなりました。

郭良気功研究所

もしかして、気功療法とやらで具合をよくしてもらうことできるんじゃないかと思い、15年くらい前に、ここに行きました。確か入会金10,000円と特別療法とかで計20,000円〜30,000円くらいだった気がします。椅子に座って時計回りにグルグル上半身を回すように言われて30分ほどユラユラし、最後の方に腰に(人差し指だかで)ツンツンツンと突いて気を入れてもらいました笑 びっくりするぐらい何も感じなかったですw マッサージでもしてくれたら肩こりは楽になりましたとか言えるんだろうけど(当時は無かったGoogleレビューを見てみると、今もやっぱり気は感じられないようです)

まあ「当たるも八卦当たらぬも八卦」で行ったので効果なかったところで「やっぱそんなもんだよねー」といった感想です。カウンセリングはどんな話しをしたか覚えてないけど、普通のおじさんより気力がスカスカな感じするなーという印象でした。

当然リピーターになる訳もなく、そしてリピーターになる人もいないと思うので、どうやって立派な自社ビル/道場建てたんだろうと思いましたが、もしかしたら昔は氣が満ち溢れていたのではと思っています。そして自分の気(先天の気、後天の気)を使ってしまったが為に、徐々に気が減ってしまったのではと。

※ これとは別なところで「波動整体」というのも幾つか受けてみましたが、これといった効果はありませんでした(普通の整体としての効果はあったが)

スピリチュアルメッセージと瞑想の集い

これも15年くらい前ですかね、当時放送していた「オーラの泉」という番組をよく見てて、スピリチュアルという言葉が自然と刷り込まれていきました。昔はマンションの一室で行っていましたが、今は会場を借りて行っているみたいです。そのせいもあってか、参加費も少し上がったような気もします。

引っ越しか何かで半年弱だけ参加してた気がしますが、悪くなかったです。個人リーディングなどを受けなくても、瞑想の集いに参加していれば、次第に前世なんかはわかるようになるとのことでした。

体が健康になってくると前世とかオーラとかに興味が無くなってくるのですが、もしスピリチュアル系に興味ある方は、こちらの瞑想の集いは悪くない/お勧めです。

スピリチュアルヒーリングサロン

目黒のスピリチュアルヒーリングサロン(マンションの1室)に2回ほど通いました。思い出せないけどヒーラーさんの習熟度?に応じて階級がわかれているような組織/団体?だったような気がします。悪くは無いんですけど良くもなく、ヒーラーさんもお金払って階級アップに励む必要もありそうで、自分よりも幸薄そうでした(ヒーラーさんからお金を得るビジネスモデルなのかも)

当時は不治の病を治療する旅のように、ちょっとでもそこに救いがありそうならどんなことでも試してみるという感じでした。今週末はどこどこに行って気を入れてもらうんだーとかヒーラーにヒーリングしてもらうんだーとか、実際の効果はともかく、その週はそれを期待して元気に過ごせるので、それだけでも悪くは無かったと思っています。

民間療法

医療行為ではないですが、民間療法も色々試しました。

断食道場

GWと夏季の計2回、根府川ヨーガ断食道場で4泊5日の断食をしました。ヨガクラス付きで¥10,000/泊とお値段も良心的です(当時は道場で雑魚寝だったので、もう少し安かったかも)

ヨガ坐禅/瞑想に加えてオプションでハイキングに出掛けたりするので、お腹が減るという気持ちになることがないです。帰りには温泉に寄ったりするので、夜も空腹を感じる間もなくぐっすり眠れます。ここの坐禅で一瞬「空」の状態を感じることができたような記憶があったような無かったような。また行ってみようなかなぁ

ヒポクラティック・サナトリウムも気になりますが、一番安い部屋で¥14,000/泊。効果が期待できる7泊8日プランだと¥98,000。うーん、なかなかのお値段。。

酸素カプセル

アレルギー性鼻炎なのもあって(鼻中隔湾曲症の手術で今は改善)、(人と比べて)どうも酸素を体に取り込めてないのではないかと思い、1回30分〜60分程度で、3-4回くらい利用しました。高地に住んでいる人が低地の降りてきて酸素いっぱい取り込めるねーと感じても、普段高地にいるのであれば、まずそれを改善しないとねというのが最終的な感想です(1日のうち60分だけ少し多めに酸素吸えたところで効果は知れてる)。当時は鼻中隔湾曲症だったのもあり片方の耳抜きが難しくて、スッキリするというよりは疲れました。

耳鼻科を何件か周った後の一つで鼻中隔湾曲症という診断してくれた病院があり、その手術によりだいぶ改善しました。いま副鼻腔炎なのでまだ鼻通りがイマイチな部分もありますが、もう頭痛は無くなっています。

酵素風呂

マクロビ教室に通っている時に、酵素風呂が良いらしいと聞いて、数回(10回弱)利用しました。「米ぬか」とヒノキなどの「おがくず」の2種類あり、「米ぬか」が健康効果が高いようです。

低体温は体に悪いので、体温を高い状態に保つことが健康の秘訣ですが、基本的に体温は一定なので、お風呂やサウナで体温が上がるわけではありません。ただこの酵素風呂は体温も上がるそうです(おでこにピッとあてる計測器で計測してもらった時に39.X℃と言われたけど、見せてもらわなかったので本当のところはわかりませんが、でもサウナのような外側から熱くなるというより、インフルエンザのときのような内側から発熱してる感じはしました)

夏は単なる苦行でしかないので、寒い冬がお勧めです。平熱が36.5℃以上ある人は健康なのでわざわざ行く必要ないと思いますが、平熱が36℃前後または下回っている人なんかは、たまに行くといいと思います(風ひいても体力なさすぎて熱が出ない人とか特に)

アーユルヴェーダ

個人的にアーリア人が建国したインドは色々凄いと思っているので、アーユルヴェーダにはとても期待しましたが、結果的に私には効果がありませんでした(やっぱり外側からでなく、内側から消化/吸収を通さないとダメなんだろうなーと思ってます)

アーユルヴェーダアビヤンガ(全身オイルマッサージ)を受けるのであれば、下記のハタイクリニックはお勧めです。元々お医者さんだった方がアーユルヴェーダに出会い、クリニックに取り入れたのが始まりで、もちろん自由診療ですが、本格的で信頼できます(ちまたのアーユルヴェーダのサロンだと、どこまで本格的なアーユルヴェーダのサロンなのかの判断が難しい)

2人のセラピストによる全身のオイルマッサージ(アビヤンガ)は良かったです。というか、2人のセラピストによるオイルマッサージというのが初経験だったので、なんかそれだけで贅沢な気分で「苦しゅうない!幸せ〜!」と感じられたのかも知れません。アビヤンガの後は、スウェダナというスチームベッドに移り発汗します。

別な日に、視力も良くないので「ネートラタルパナ」と「カティバスティ」を受けたような気がします。「シローダーラ」は確か別なアーユルヴェーダサロンでやってもらった気がしますが、それも良かったです(継続的に眉間/松果体にオイルを垂らしてもらうことで、リラックス効果はとてもあった気がします)

腸もみマッサージ

臍下丹田と言われる部分には小腸があり、無数の毛細血管が張り巡らされています。元気がない人はたいてい胃腸が弱いので、直接腸をもんでもらったら胃腸が元気になるのではと短絡的な考えで数回通いました(そういえば最近行ってなかったので、また行ってこようと思います)

体が弱かった著名人

生まれてずーっと体弱い人もいれば、幼少期は病弱だったけど成人後は健康になる人も多いですね。カントはずーっと病弱でしたし、松下幸之助も親兄弟を肺結核で亡くし、自身も患ったのにも関わらず、「病気だったから事業をどんどん人に任せて(事業部制)会社を大きくできた」なんて言えるほどのポジティブさで活躍されました。

石塚左玄や桜沢如一は、食養生/食生活で健康を取り戻しています。このことからも、病弱な人が健康になるのに必要なものは、ポジティブシンキング食生活なのかなと思います。

著名人何した人?健康法
イマヌエル・カントドイツの哲学者ポジティブシンキング
石塚左玄食養会創立者(マクロビの原点)玄米菜食
桜沢如一マクロビオティック提唱者玄米菜食
松下幸之助パナソニック(旧松下電器産業)創始者ポジティブシンキング

※ 中村天風は、もともと病弱だったのではなく丈夫だった人が病気で弱くなったので除外

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